日本給食サービス協会

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令和7年度定時総会・第2回理事会・トップセミナー・ 通常総会懇親会が開催されました
令和7年5月15日(木)、大手町プレイスホール&カンファレンスにおいて、令和7年度定時総会が開催されました。

 定時総会は、会長の挨拶後、早速議事に入りました。
 まず、第1号議案「令和6年度事業報告の承認に関する件」及び第2号議案「令和6年度決算(案)の承認に関する件」の2件は関連する議案であるので、一括して説明後、令和6年度決算(案)について、袖山監事より監査報告後、採決に入り全員の賛成により承認されました。次に、関連するその他事項として「令和7年度事業計画及び同年度予算について」の説明が行われました。
 次に、改正公益法人法に伴う外部理事の設置の義務化による、理事定数の1名増の第3号議案「定款変更(案)の承認に関する件」について説明後、採決に入り全員の賛成により承認されました。
 次に、第4号議案「役員改選に関する件」に進み、本総会終結の時をもって現役員全員が任期満了により退任することに伴い、就任理事6名、重任理事25名及び重任監事3名について各人毎に選任の賛否が諮られた結果、全員の賛成により候補者全員が承認され、定時総会は一旦終了致しました。
 また、この総会を以って理事を退任される関東支部の志太 理事、脇本 理事、若生 理事、久田 理事、鈴木 理事(ご欠席)に対し、 西脇 会長ご挨拶後、本部事務局の澁谷 業務部長から感謝の気持ちを込め花束が贈呈され、退任されます皆様からご挨拶を頂戴致しました。
 その後、新たに選出された新役員全員による第2回理事会が開催され、議長に田上 理事が選出された後、馬渕 新会長以下新たな執行部(三役会)の提案が岩見 理事よりあり、協議の結果、この提案のとおり承認され決定するとともに支部事務局の変更についても承認されました。また、その後委員会新委員長が選任され、相談役の設置についても決定されました。
 田上 議長から第2回理事会の終了が告げられ、全員が総会会場に戻り、総会にご出席の皆様に新三役、委員会新委員長及び相談役の名簿を配布し、読み上げて報告され、さらに支部事務局の変更についても読み上げて報告が行われ、定時総会は終了致しました。

定時総会 西脇 会長挨拶

定時総会の様子 

握手をされる馬渕新会長と西脇前会長



<退任される皆様からの挨拶>

志太 理事

脇本 理事 

若生 理事

久田 理事 

 その後トップセミナーが開催され200名以上の聴講者で満席となる中、教育研修委員会で検討頂き、今回の講師であります、昨年の総会後の懇親会に、映画「おいしい給食」のタイアップイベントのゲストとして大変好評でありましたので、現在、俳優のほか、テレビ番組制作会社(株)ライトスタッフ代表取締役社長など、多方面で大活躍されている、いとう まい子氏に「人の願望が形になる」をテーマにトーク形式で行って頂きました。

トップセミナー「人の願望が形になる」
講師 いとう まい子氏

 定時総会懇親会は、16時15分から230名の参加者を得まして盛大に開催されました。開催の最初に、この総会及び理事会において新たに決定された新三役及び各委員会新委員長の紹介があり、その後、馬渕 新会長から、「ご来賓の皆様をはじめ、協賛企業の皆々様にご臨席を賜り、誠に有難く、厚くお礼を申し上げた後、改めて、私、 本日の定時総会・理事会において、西脇会長に代わり、第15代の会長を拝命しました。 西脇会長には、会長就任時の令和3年5月からコロナ禍による感染拡大に伴い、協会事業の多くを中止やリモートにせざるを得ない状況となる中、創意工夫をされながら可能な限り事業の実施に努められました。
 また、公益社団法人として取り組む協会事業である「資格認定事業」や「作文コンクール事業」などにご尽力頂くと共に、新たな取り組みとして、「SDGs」の取組み支援を推進して頂きました。
 更に、昨年1月に発生した、能登半島地震の被災地への義援金の対応など、素晴らしいリーダーシップを発揮されました。
 改めてそのご功績に敬意を表した後、昨年はコロナ禍が収束し、インバウンドなどにより、景気は回復傾向となってきたが、我々の給食業界の現状としては、食材費の高騰、中でも「令和のコメ騒動」と言われているコメの高騰が、備蓄米が流通し始め、18週目で平均価格が値下がりしたが、これまで以上に厳しい業況が続いている。
 こうした中で、給食業界の一番の問題として考えるは、やはり慢性的な人手不足の問題である。
 これを解決していくためには、配膳業務などにロボット技術を導入し、活用していくことが注目されているが、私達の業界では、働く人にとって、働きたいと思える魅力的な業界になる必要があると思っている。
 これからは、我々の仕事が、多くの人々の幸せな生活のために役立っていることを、世間に発信し、理解して頂くことが必要であると思う。
 そして、この大切な仕事をしていることが、経済的にも評価され、給食業界で働いていることを皆が誇りに感じることが出来る、そんな業界になれれば良いと思う。
 これからは、高齢者や女性、更には 外国人労働者の積極的な採用を推進し、若者も高齢者も、日本人も外国人も、力を合わせて仕事をすることができる社会を構築していくことが、必要であると考えている。
 このことを念頭に置いて、皆様と力を合わせて取り組んでいきたいと思っている。
 私自身誠に微力ではあるが、このような給食業界を目指して取り組んで参る所存である。
本日お集りの皆様の引き続きのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げたい。」とのご挨拶がありました。
 来賓として、農林水産省大臣官房新事業・食品産業部長 小林 大樹様及び文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課企画官 菊地 史晃様からそれぞれご祝辞を頂戴した後、来賓の皆様のご紹介を行いました。その後、大西 博史 協会副会長兼関西支部長から乾杯のご発声の後、ご出席の皆様には明るく和やかに歓談の時間を過ごされ、中締めは、兼田 敏郎 協会副会長兼西日本支部長の締めにより、終了致しました。
 お忙しい中ご出席頂きました皆様、誠に有難うございました。

懇親会で挨拶される馬渕 新会長

来賓の挨拶をされる 農林水産省大臣官房新事業・食品産業部長
小林 大樹 様

来賓の挨拶をされる 来賓の挨拶をされる文部科学省初等中等教育局健康教育・食育課企画官
菊地 史晃 様 

新三役の皆様

委員会新委員長の皆様 

乾杯の挨拶をされる大西 副会長兼関西支部長

締めの挨拶をされる兼田 副会長兼西日本支部長 

盛大に行われた定時総会懇親会